日曜午後の講演会

私の勤務店が関わっている古書展「アンダーグランド・ブックカフェ」で行なわれる講演会をご案内いたします。 「モダニスト佐野繁次郎の装幀について+佐野本の集め方」 林哲夫+西村義孝 日時:6月1日(日)午後1時〜 東京古書会館7階会議室にて 参加料:…

前日

今日は昼から2階の展示「佐野繁次郎の装幀モダニズム」展の陳列・準備。林哲夫さん、西村義孝さんのお二人が、行きつ戻りつ着実に、佐野本でガラスケースを埋めていく。毎回展示の際に思うが、1つテーマの本で会場が埋め尽くされると、否応無くオーラを発…

連日はっきりしない天気が続いている。雨も多いし、以前の夏日が嘘のように肌寒い。雨の予報がある限り、朝の時点でやんでいても、均一台が外に出せない。 ですが、日曜から雨もあがるようです。ぜひ古書会館へお出でください。鯉昇師匠の落語会、予約が80…

かわら版

三省堂の4階へ。小出版コーナーで「東京かわら版」の最新号を入手。「地下室の落語会」の情報が巻末情報欄に掲載されていることを確認。自分が関わるイベントがここに載るとはなあ。実に嬉しい。この情報欄は、大きなホールも、うちらのような手作りの会も…

解体

少し前だが、「伊峡」の向かい、「やき龍」横の建物が解体され、ポッカリと更地になっている。「伊峡」の左右にあった「いもや」(天ぷら、とんかつ)も閉店したまま。 駿河台下交差点、小諸そばの横のビル2棟。以前から入口が板で封鎖されていたが、いよい…

ワークショップ

アンダーグラウンド・ブック・カフェの中で行なうワークショップです。 八朔ゴムはん+美篶堂 Workshop + Workshop (けしゴムスタンプ)+(和綴じ製本)表紙のデザインからつくる和とじノート……前半にけしゴムスタンプづくり。彫ったスタンプを和紙にならべ…

新書

数日来探していた新書が見つかる。現代アートビジネス (アスキー新書 61)作者: 小山登美夫出版社/メーカー: アスキー・メディアワークス発売日: 2008/04/10メディア: 新書購入: 17人 クリック: 248回この商品を含むブログ (87件) を見る同じ時期に出ていたア…

谷口

とある新書を求めて、旭屋書店水道橋店(6月下旬閉店とか)、春日近辺のあおい書店、あゆみブックスを探すが見つからず。おかしいなあ、今月出たばかりのはずなんだが。しかし今、新書は何社から出ているのか。こと新書は文庫ほど棚がない場合が多く、その…

案内

市場の帰り、会館の受付を見ると新しいチラシが幾つかある。 「西荻ブックマーク」は年内の予定が記載のもの。7月には「三木鶏郎と冗談音楽」(山川浩二氏)、11月は「そこのみにて光り輝く 佐藤泰志の小説世界」(出演者交渉中)など渋いラインナップ。h…

当日

今日は大市の当日。手伝いに参加した。仕切る方たちがしっかりしているし、現場は現役の経営員が多く、慣れた人ばかりなので、サクサク進む。 地下会場の1点にドキモを抜かれた。折りたたむとB5版ほどの小さな軽い印刷物。戦時中の広報関係のもので、先輩方…

保育

古書月報最新号にて、U氏による広報部日誌に目が止まる。とある古書店主が本を出したとある。これでいいのか保育園―お父さん奮戦記作者: 池田泰出版社/メーカー: スタジオK発売日: 2008/03メディア: 単行本購入: 1人 クリック: 7回この商品を含むブログ (1件)…

刑務所

以前、H氏が日記で触れていた「獄窓記」がようやく図書館で借りられて、読む。ちょうど続編が出たので、こちらも貸し出し中が続いていた。久々の一気読み。H氏は著書の山本氏にインタビューしたとか。獄中繰り返し読んだのが吉村昭「仮釈放」だという。「破…

階段

昨夜のタモリ倶楽部は「東京名階段ツアー 高輪・五反田編」。これは良かった。ぜひシリーズ化してもらいたい好企画だった。タモリは「坂道」の本を出している。タモリのTOKYO坂道美学入門作者: タモリ出版社/メーカー: 講談社発売日: 2004/10/16メディア: 単…

直前

大市前の通常市は今日が最後。でも出品量は多め。2周目にフト気づいた品。埋もれているものを掘り出す。今日の1品はコレだと勝手に狙いを定め、しばし逡巡。エイと入札。無事下札で落札。 とある同業の方の日記で、下札で落ちると不安もある・・という文章…

潜行

終日雨。なので地下鉄通勤。神保町駅を利用するので、近くの「ブック・ダイバー」に寄る。http://bookdiver.exblog.jp/ ちょうどミニ古本市を開催中。子供用の絵本や電車内用の文庫など買う。劇画ヒットラー (ちくま文庫)作者: 水木しげる出版社/メーカー: …

小川

訃報欄にて小川国夫氏が亡くなったことを知る。古本業界では小川国夫、辻邦生、塚本邦雄のことを「3クニオ」と言う。署名本がとても多いが、その割にあまり売れないという括り。当店では初版本・限定本など扱わないのでどれほど多いか実感が無いが、署名が…

セミナー

「神保町を元気にする会」が春のセミナー「編集者・神保町からの発信」 を行なう。 4月14日(月) 『辞書はどうなってゆくのか』(岩波書店、三省堂、小学館) 4月15日(火) 『新書の未来を考える』(岩波書店、集英社、筑摩書房) 4月16日(水) 『コミッ…

北京

昨年、ご主人が亡くなってシャッターが降りたままになっていた「北京亭」がいつの間にか再開していた。看板や表が新しくなっており、見ようによってはチェーン店ぽいが、内装はそのまま。今度入ってみよう。(有田芳生さんのブログに再開の様子が書かれてい…

銀座

久々に銀座方面に出向いたので、教文館上のナルニア国に寄った。http://www.kyobunkwan.co.jp/ 日曜とあって家族連れで賑わっていたが、ゆったりとした店なので棚は見やすい。「こどものとも」のバックナンバー数冊とたべもののたび (かこさとし からだの本)…

三月

書肆アクセスの無い現在、さすがに雑誌「CABIN」を扱う店は神保町(東京?)に無く、三月書房さんに注文させていただいた。http://3gatsu.seesaa.net/article/89939270.html 松本八郎さんの文章が懐かしい。お元気だろうか。そう言えば「サンパン」はど…

停滞

ネットからの注文が2日ほど無かった。年間通してまったくないという日はほとんど無い。正月やお盆でもある。2日続けてというのは非常に珍しい。サーバーのメンテナンスかと思いきや、正常に作動している。その反動なのか、昨晩から今日はかなりの受注点数…

復帰

東京堂で文庫を買う。漱石、ジャムを舐める (新潮文庫)作者: 河内一郎出版社/メーカー: 新潮社発売日: 2008/03/28メディア: 文庫購入: 1人 クリック: 6回この商品を含むブログ (10件) を見る大好きな森英二郎さんの表紙に目が留まった。巻末の食文化年表と物…

階段

昨夜のタモリ倶楽部は「東京名階段ツアー 高輪・五反田編」。これは良かった。ぜひシリーズ化してもらいたい好企画だった。タモリは「坂道」の本を出している。タモリのTOKYO坂道美学入門作者: タモリ出版社/メーカー: 講談社発売日: 2004/10/16メディア: 単…

再開

いやはや、前回の記述から半年近くも経ってしまった。イベントの後はいつもがっくりと力が抜けるのだが、今回は抜けたままズルズルと来てしまった。 思うに、メモ代わりに記録している街の変化がどうも悪いようにしか映らず、鬱々と気持ちが沈んでいたようだ…

満員御礼

おかげさまで昨夜の落語会は大変な盛況だった。会場は満杯だったので80名間違い無く集まっただろうか。普段のトークショーと違い、男女、年齢層も混沌としていたのが特徴だった。普段UBCには顔を出さないような古書店の主人も数名いらしていた。混沌と…

鯉昇が本の街にやってくる

地下室の落語会 鯉昇が“本の”街にやってくる 10月15日(月) 午後7時開演 (午後6時45分開場) 会場:東京古書会館地下ホール 出演:瀧川鯉昇 三遊亭遊喜 瀧川鯉太 木戸銭:1,500円私が関わっている古書展「アンダーグランド・ブックカフェ」で行なわれる落語…

和田誠ミュージアム

和田誠ミュージアム会期:10月14日(日)−16日(火)午前10時−午後6時 会場:東京古書会館2階ギャラリー 入場無料私が関わっている古書展「アンダーグランド・ブックカフェ」と併催される展示をご案内いたします。本好きを魅了してやまない和田誠さんの本、…

並べ

本日は「和田誠ミュージアム」の陳列お手伝い。出品者のDさんと助っ人Mさんと。私は備品を出したり、Dさんがやりやすいように色々と裏方仕事を。サクサクと並べるDさん。途中雑誌王Fさんが覗きに。展示の冒頭にある児童雑誌についてDさんと話が盛り上がる。F…

新刊とは

朝日新聞で『「売れ残った本」半額に』の記事を見る。今までもネットで期間限定の謝恩価格本フェアをやっていたり、絶版扱いの在庫を安く販売していたが、今回は「在庫僅少本」など範囲を広げてやるようだ。 一部の中堅、小版元は、特価本、バーゲンブックと…

変化2

9月30日にここ最近目に付いた街の変化を記した。ほぼすべて実際に目にしたものだが、いくつかはブログなどで読んだ伝聞もある。後日確認したい。 神保町、閉店などの言葉でで検索して「飯塚利昭さんのホームページ」に出会った。懐かしい。数年前に読んだ…