並べ

本日は「和田誠ミュージアム」の陳列お手伝い。出品者のDさんと助っ人Mさんと。私は備品を出したり、Dさんがやりやすいように色々と裏方仕事を。サクサクと並べるDさん。途中雑誌王Fさんが覗きに。展示の冒頭にある児童雑誌についてDさんと話が盛り上がる。Fさんは第1回から何かと気にかけてくれていた尊敬すべき先輩(というにはかなり年配の方だが。何しろ自分の父親と同い年だ。)。最初の頃は会場に花まで贈ってもらったっけ。そして、Dさんも第1回からほぼ皆勤賞。最初の回で熱心に見てくれ、買ってくれた様は印象に残っていた。そして第2回は一日会場にいた気がする。その頃から話すようになり、以来、酒を交えての古本話に花が咲き、今回の展示となった次第。
和田誠さんの作品が次々並ぶ様を見ていると、なんだか口元が緩む。ニコニコしてしまう。初期の絵本などは早々出会えないが、よく目にする文庫でも単行本でも、和田さんの装幀の本はいいよなあ。ジャケ買いという言葉は表紙・装幀だけでも買うという意味だが、中身を無視しているような印象も受けなくもない。和田さんの装幀はジャケ買いでも充分買うに値するのだが、中身も大抵いい。かなりの打率でいい。というわけで、和田誠本ミニフェアを地下の会場でやります。初心に帰って面出し主体。