解体工事

古書会館裏の明治大学校舎が取り壊された。
少し前から解体工事を始めていたが、今日で地上部分はほぼ無くなっていた。
隣のミズノ本社側面が晒され、後ろに古書会館の角が少し見える。
建物というのは、壊し始めるとアッという間に無くなるものだ。
明大はここ数年で、リバティタワーアカデミーコモンと巨大な校舎を建てている。他の校舎もかなり古いので、これらもいずれ建て替えられるのか。
リバティータワーの斜め向かいにあったこの校舎も随分年季が入っていた。
大学の都心回帰と言われ始め、御茶ノ水、神保町、水道橋界隈の大学は新校舎を建設したり、建て替えが急速に進んでいる。
九段方面では専修大学が次々校舎を建て、九段坂上二松学舎も建て直したはず。一ツ橋の共立も高いビルが建ち、他も建て直しか。
水道橋方面は日本大学がすごい勢いで土地を押さえ、校舎を建てている。いい味出していた、法学部図書館と通信教育学部も建て直された。
三崎町にいくつかある大きな24時間駐車場は、みな日大の土地という話も。いずれ巨大な校舎が建つのだろう。
明大リバティタワー前のカザルスホール一帯も日大が買った。敷地内のカザルス以外は壊され、今は24Hパーキング。
これだけ器が増えれば、街に来る学生の数も増えてはいるだろうが、実際、我々の商売にはほとんど関係無い・・と思う。残念ながら。