行きつけ・その2

昨夜も飲み会。
場所はすずらん通り「浅野屋」。
書肆アクセスの数軒先にある正統派居酒屋だ。
利用するようになったのは改装してから、つまり今年からだ。
ここも「八羽」同様、それまでどうして行かなかったのか、激しく後悔している店だ。
創業は昭和32年とあるから随分と古い。それまでの店構えはどんなだったろう。数え切れないくらい前を通っていても、全く思い出せない。何となく作りが今と変わらないような気もする。
そのせいか改装して綺麗なのだが、中身は何となくレトロな雰囲気。
恐らく以前と変わらないメニューも豊富、値段もリーズナブル。
お店の方もキビキビして気持ちがいい。
神保町の夜は早い。
古書店は6時台にほぼ閉まり、新刊書店、その他も順次閉まっていく。すずらん通りも7−8時頃には人が引き、かなり寂しい通りになっている。そんな中、浅野屋さんは明るい光を放って、会社員のオジサンたちを吸い込んでいる。
これまた1つ注意は、カウンターと4人席が数個しかないので、大人数には向いていないこと。2−3人だとちょうどいい。