「ブ」

北関東の某市へ妻子を迎えに行く。
古本まつり期間中の1週間は、朝早く出て夜遅く帰るのが続くので、家事育児などに全く協力できない。里帰りした方がお互い楽なので、東京見物に来た義父母にそのまま連れて帰ってもらった。
妻の実家に行く際は、車にいらない本を積む。
市場に出すほどの量もなく、均一でも売れずというような本。マンガやビジネス書など。本来ならツブしてもいいのだが、最後のチャンスというわけで「ブ」に持ち込む。(「ブ」は「ブックオフ」を指す隠語(?)。ほぼ毎日寄るという岡崎武志さんが使い始めたと思う。)
これが意外や引き取ってくれるのだ。紙袋3つで3000円。
最近都心にも「ブ」は出来ているが、車が停めづらい場所が多いので、いつも妻の実家に行く際に寄る。郊外店は駐車場がもちろんある。
それと「売る」だけでなく「買い」も当然する。私が寄る店は、中々濃い品揃えに何度か当たって以来、気に入っている。
「ブ」は神保町の空いた大型テナントを狙っているという噂を聞くが、その都度、神保町の出版社、新刊書店、古書店の旦那連合に阻止されているようだ。近くに出来れば売り買いともに便利なんだがな。もちろん当店が店売り主体でないから言えるのだが。