金曜日

市場に行く。いつもとフロア構成が変わっている。普段は4階から3階へと進むのだが、今日が逆。フロアは同じ作りなのだが何か感じが違う。相変わらず色々なものが出ている。海野十三の著作が細かく出ていた。最終台には「白髪小僧」(夢野久作)なども。美術関係の一口モノから、とある版画家の本を落札。よく残っているなあという簡素で小さなもの。木版画入り。気になったいくつかはどれも10万を超える金額。終わった後、その中の一つを落札されたEさんと話す。それはよく言及されるがの現物をを見たことが無いと。なるほど今グーグルで検索しても年譜に事項として出てくるか、その孫引きのみ。Webcatでも所蔵はM美大だけ。
その後地下の古書展を見る。金曜の夕方ってこんな少なかったっけ?と思うほど客はまばら。午後まで降っていた雨の影響かな。黒っぽいところを見ていくと正方形の本がフト目にとまる。お、S社の本だ。お世話になっているHさんが追っかけている出版社。氏のブログでも最近チラと触れていた。函に背は無く、函・本体とも随分汚れているが○百円なので買っとこう。