美術館+古書展

先日の彷徨舎訪問の際、古書展の目録をわけていただいた。「芦屋即売会 特集『モダニズム周辺』」のもの。美術館で開催するというのが珍しい。確か近年、姫路文学館で開催した古書展もあったか。関西は古書展、古書市が盛んだな。東京はそれこそ毎週古書会館で行われているが、デパートなどの古書展は減少傾向だ。年末の新宿・京王も場売りは休みで目録のみとか。屋外も大規模なものは神田と早稲田の古本まつりのみか。
それに比べ関西は、京都の下鴨神社知恩寺、大阪の四天王寺天満宮など。いずれも規模は大きい。それ以外にも大きなホールの古書展がいくつかある。それといつも思うのは、関西の古書目録は、著名人の文章や古書展主自らによる文章がよく掲載されている。東京のものではほとんど見られない。目録を見るといつも感じる違いだ。