国立・天下市・一橋祭

さーて、3連休。どこへ行こうかな。イベント情報などチェックしてみる。文化の日だけに大学での学園祭・文化祭が多いようだ。ただ学園祭は模擬店ばかりで子供向きとは言えないので、何かエクストラが欲しい。国立で「天下市」というイベントがあること知った。名前は聞いたことがある。一橋大学の学園祭「一橋祭」とセットになっているようなので、行ってみることにする。事前の交通情報では三連休初日とあってか、中央道下りは既に数十キロの渋滞。並行する甲州街道も渋滞。並行して走る細い道を西へ。国立って結構遠いなあ。
どうにか到着して、駅横の駐車場へ。大通りは既に異様な熱気。歩道は露店とお客さんでごったがえしている。あ、駅舎に足場が組まれている。三角の屋根がちょこっと見えるのみ。大通りの歩道には、駅寄りに縁日でよくある露店が並び、大学寄りに地元商店の出店が続く。ちょこちょこ店を覗き、お土産的なものを買いながら一橋大学へ。これまたすごい人人。昼時なので何か食べたいが、学生たちの露店ではあいにく食べたくなるようなものはない。通りに戻ってタイ料理レストランの出店でパッタイ(やきそば)を買い、酒屋のブースでエビスビールを買う。講堂の横が原っぱと雑木林になっており、ほとんど人がいない。人ごみを避けた一般客が数組いるのみ。目の前の喧騒を見ながらパッタイを食べ、ビールを飲む。うまい。
西本館ロビーで古本バザーをやっているとのことで行ってみる。教科書っぽい本や実用書、文庫が主体だが、文学のコーナーで、牧羊子・開高道子・吉行淳之介司修栃折久美子などのエッセイ集を見つけ買ってしまう。10数冊買って700円くらいだった。学生プロレスを横目に見ながら帰路につく。外はますます人が多くなっていた。