一箱古本市

今日からゴールデンウィーク。街はいたって静か。
午後から雨という予報なので、9時半には家を出る。目指すは上野動物園。妻Yと息子Rは平日にもよく行っているヘビーユーザーだが、こちらは小学生時分に何回か行ったきりで、息子が生まれてからは1、2度のみ。万事、妻の仕切りに任せる。入り口に近づくと、何と今日は「みどりの日」で入園料が無料!ラッキー!でもその分来園者は多そうだ。西園はまだそれほどでもないが、パンダなど人気動物のいる東園に着く頃には、すごいヒトヒト。ひと回りしてサル山前のベンチで軽い昼食をとる。辺りを見回すともう本当にすごい混雑。早めに来てよかった。
さてここからは私の仕切りで根津界隈を目指す。上野動物園行きを薦めたのも、近くで「一箱古本市」が開催されるからだ。もちろん、出る前にサイトで決行を確認済み。妻子連れでは全てをゆっくり廻るのは不可能と判断し、何人かいる知り合いのブースのみを寄ることにする。例によって根津神社の「つつじまつり」目当てか、不忍通りの狭い歩道はごったがえしている。裏道を選びながらテンポよく廻る。全部見てると時間がないし、息子Rはぐずり始めたので、不本意ながら知り合いの箱だけ集中的に見て、買う。値段は古書店がちゃんと付ける値段よりやや安いといった感じで、買いやすい。ちょうど半分廻った辺りで妻子がギブアップ。後ろ髪引かれつつ、帰途につく。
帰宅後30分もしない内に雨が降り始めた。ああ、予報があたってしまった。みんなどうしてるかなあと心配しつつ、戦利品の絵本をRと読む。