世田谷へ

今日は祝日。さてどこ行こうか。
暮しの手帖展」を開催中の世田谷文学館を目指そうよ。
祝日のせいか道はスイスイ。三軒茶屋を通過中、「濱田家」というパン屋を見つけストップ。向かいにある「ブ」は家族の手前グっと我慢。元・寿司屋を改装した和風?なパン屋さん。狭い店内。カウンターの上やネタケースの中にパンが並んでいる。ひっきりなしにお客が来る。惣菜系を中心にザーっと選ぶ。和の中身がなんとも新しい感覚でうまい。
世田谷文学館には無料で停められる地下駐車場があり、これは便利。「暮しの手帖展」は老若男女で賑わっている。創刊号からの暮しの手帖花森安治装幀本が壁を埋め、なかなかの圧巻。この展示は昨今も古本界での「暮しの手帖」ブームと無縁ではないだろう。海月書林さんが「古書」として位置付けた「暮しの手帖」は、今や立派な売り物になっている。(かつて古書の市場では廃棄されていた)
図録は誌面の再録が大部分でやや薄味。何故、展示品や装釘本の表紙を掲載しないのか疑問。巻末のアルバム、年譜、装釘リストなどにやや資料性ありなので購入。
2階の常設展では、石塚公昭氏の人形と写真が飾られていて、妻と見入る。