倉庫整理

暮れから倉庫の改造、整理を延々としている。
長年着手を避けていた事案だが、こう売れなくなってきては手を付けざるを得ない。実際こう寒くてはお客さんも来ないし、夏の暑い日にやるよりはマシなので。
倉庫の奥にあるのは、とにかく売れないモノばかりだから気が滅入る。おまけに暖房もないから寒さでさらに滅入る。同じモノがいくつもあったり、状態の悪いモノが堂々とある。売りやすいモノ、売れやすいモノはすぐに巣立って行き、売れにくいモノはさらに奥へと堆積していくから当然の結果か。
普通はどこかで見切って、市場に出すなり安くするなりするのだが、多少なりと売れている時代を経ている店主は、中々その切り替えが出来ないようだだ。90年代に仕入れたモノがゴロゴロ出てくるのは、かなり問題だと思う。これが寝かせて値が上がるならいざしらず、下がる一方ってんだからイヤになる。
しかし忘れられた未整理品から「オッ」というモノも時々見つかる。自分の店で掘り出し物ってのもなんだかなであるが、まあいいでしょう。