宇都宮

妻子は次の連休まで実家に残り、一人帰京。
一人になったのだ。まっすぐ帰るわけがない。少々遠回りだが宇都宮へ向かう。
年末にKちゃんから宇都宮美術館の券をもらっていた。
美術館は市内からやや外れの小高い丘の上にあって、周りは林というか森というか。静かで、建物も立派。人も少ない。
目当てのポスター展の他に、印象派の版画展や収蔵品展もあり、満腹。気がつくと2時間もいた。
急ぎ市内に向かう。年始より宇都宮東武デパートで古書市あり。
中心部に向かうにつれ車も人も多くなる。デパートの中も結構な人出。古書市は予想以上に広く、客もかなりの入り。正直、宇都宮→地方都市→寂しいとバカにしてました。ごめんなさい。
ちょっと都内では考えられないほどの広さの会場をザーと見る。まともに見たら2時間はかかるかも。
1点、オホッというのがあり、気分的にもういいやとお勘定モード。旧知の先輩古本屋Sちゃんをレジに発見。何ヶ月も東京の市場で会っていなかったが、元気そうで何より。
あちらもレジの担当で長話も出来ず、こちらも帰省渋滞が気になるので、東北道へ。福島の方で雪による通行止めがあるらしく、渋滞無く東京着。