悲劇喜劇

土曜日は静かなものである。普通は賑わうところだか。
Fさんが店に寄ってくれる。芸能関係に詳しい方で、店に入ってきた大量の「悲劇喜劇」から欲しい号を抜きにきたのだ。正直1冊100円でも、うちの店では中々捌けず困っていた。
あらかじめ選んでおいた数十冊を見ていただく。十数冊選んでくれた。まずまずの打率。時間があるというので、残りも出す。さすがにここからは数冊にとどまった。演劇・芸能にはトンとくわしくないが、70年代は非常に濃い内容だ。記事と関係無いが、真鍋博北園克衛が毎号カットを描いているし。それが90年代に向け段々パワーを失って行くのは目次を見ながら感じる。追悼文が毎号のように掲載されている。逆に定価は上がっていく。
ともあれFさんに拾われた十数冊は、これからみっちり読まれることでしょう。よかったよかった。