豆大福

護国寺の方に用があって、有楽町線で向かう。地上に出ると目の前に講談社の旧館がドーンと。今でこそ、周りが高層マンションだらけだが、昔は目立ったろうな。隣には新館がそびえ立つ。音羽グループの本拠地だ。通りの先には護国寺がボンヤリ見える。護国寺で思い出すのは尾崎豊の葬式か。行ってはいないが、雨の中、焼香の長蛇の列の映像が印象的だった。
さて音羽と言えば、講談社護国寺お茶の水女子大、鳩山御殿。そしてちょっとどうでもいいが、鬼平の本宅があるというイメージ。もうひとつの顔は講談社の向かいにある和菓子「郡林堂」だろう。郡林堂と言えば「豆大福」。専務からも「護国寺行くなら買っといで」と言われて来た。もちろん言われなくても買う。この豆系の和菓子は好きだ。豆カン、豆餅、豆大福。塩のきいたエンドウ豆がたまらん。郡林堂の豆大福はとにかく豆が多い。豆餅にいたっては餅より豆が多く見えるほどだ。列が出来ていたが、買う方も個数しか言わず(他にもみたらし団子とか煎餅類があるが、客はほぼ100%豆大福を注文する)、店員さんも手際良く包むので回転が早い。結構スーツ姿の男性が多い。自家用か手土産か。