長新太さん

吉祥寺へ向かう。
トムズボックスでは「長新太展 カット」が始まっている。
店に入って驚いた。
いつもは作品が壁に横一列に並ぶ場合が多いのだが、今日は壁一面、下から天井近くまで、長さんのカットで埋め尽くされている。これは圧巻だ。
壁に収まりきらないカットは、3冊のファイルにぎっしり詰まっていた。壁面と合わせると200数十枚とか。
さらに驚いたのは、ほとんどに赤ピン・シールが付いていた事。2日から始まったので、まだ2日間しか経っていないのだが・・。
カットは当然小さいものだが、どれも一目で長さんとわかる。
1つ1つの絵、数センチの中に長さんの世界が詰まっていて、しみじみと見入る。
トムズボックスでは、毎年12月が長さんの展示の枠だそうだ。今年、長さんは亡くなってしまったが、これからも毎年続けて欲しい。